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あなた、私に内緒でいつの間に貯金なんてしていたの?借金まみれで死にそうだったクセに。
言い方、言い方…俺も成長したんだよ。
若かりし頃に抱えた約800万円もの借金を完済し、今では600万円ほどの蓄えを持つまでになった私ツツミ。
50歳という年齢を考えると世間一般にはやや物足りない貯金額かもしれませんが、返済に追われていた日々を考えるとよくここまで来られたものだと思うわけです。
ここまで貯金ができた理由はいろいろありますが、その1つに目標の立て方が良かった点があります。
そこでこの記事では、貯金のための目標の立て方についてご紹介します。
この記事でわかること
- 貯金ができない人が無意識にしてしまう目標設定
- 貯金が成功する目標の立て方
- ツツミが600万円貯金した再現性のある目標の立て方
ちなみに私の年収は500万円少々。ごく普通のサラリーマンですよ。
遊ぶ金欲しさに借金を作って首が回らなくなったダメ人間が600万円貯金できて、多少の急な出費にも慌てずに暮らせるようになった方法、興味ありませんか?
将来に備えてどうにか蓄えを用意したいとお考えの方はぜひ最後までご覧ください。
貯金に失敗する人が立ててしまう目標とは?【それ、実は○○です】
貯金しようと思い立つときは何かしらのきっかけがあると思います。あなたのきっかけはどのようなものでしょうか?
老後もたまには美味しいものが食べられる暮らしがしたいな…
それがキミの貯金する目標?
うん。食べるのが大好きな私らしいでしょ。そのためには年金に期待できないから貯金しないとね。
とてもいい考えですが、残念ながらこの考えでは貯金が成功する可能性は低いです。なぜなら、「美味しいものが食べられる老後生活」は目標ではなく「夢」だからです。
貯金ができない人は「夢」と「目標」を同じものと考える傾向にあります。
「夢」と「目標」はまったくの別物!
- 夢は「自分が望む未来の状態」
- 目標は「夢に到達するための具体的な手段」
夢を目標と思っていた人は内容をもっと具体化しましょう。
キミが思う老後っていつから?
年金がもらえる65歳からかな。
美味しいものって何?
カニ大好き。
じゃ、キミが思い描く「たまに美味しいものが食べられる老後生活」とは?
年金生活になっても年に1回くらい北海道に行って思う存分カニが食べたい。
北海道旅行っていくらくらいかかる?
よくわからないけれど50万円あれば結構楽しめそうじゃない?
何回くらい行きたい?
10年は行けるでしょう。私、丈夫だから。
ということは65歳までの15年間で500万円貯金すればいいんだね。
これが「目標」です。
貯金に必要なのは「夢」ではなく「目標」だということを知ってください。
貯金が成功する目標の立て方3ステップ【キーワードは○○化】
貯金の成功に必要なのは「目標」だとわかりました。では、実際に目標はどのように立てればいいのでしょうか?
ここでは、貯金が成功する目標の立て方を以下の3ステップでご紹介します。
貯金が成功する目標の立て方
3STEP
- 目的とゴール地点を明確にする
- 最初に立てた目標を細分化する
- 無理な目標を立てない
1.目的とゴール地点を明確にする
貯金は目的とゴール地点を明確にすると成功しやすくなります。
目的とゴールを明確にする3要素
- 何のために貯めるのか
- いつまでに貯めるのか
- いくら貯めるのか
先ほどのユキさんの例を当てはめるとこんな感じ。
- 何のために?→年に1回、北海道旅行するために
- いつまでに?→65歳までに
- いくら?→500万円
確かにやることがはっきりしてモチベーション上がるかも。でも、15年間で500万円ってどうやれば貯まるかしら?
2.最初に立てた目標を細分化する
15年間で500万円の貯金は道のりが長く、金額も大きいので達成までのイメージが浮かびにくいですよね?
この「イメージできるかどうか」はとても重要で、イメージできると貯金が成功する可能性は高くなります。
そこで、イメージしやすくするためにするのが「目標の細分化」です。
目標の細分化とは?
最初に立てた大きな目標を期間で細かく分け、分けた目標の達成を積み重ねて最初の目標達成を目指すこと。
最初の目標:15年で500万円
→「1年で333,333円貯金する」を目標にして達成を15年間積み重ねる
→「毎月27,778円貯金する」を目標にして達成を180か月間積み重ねる
年間、月間と目標を細分化すれば、貯めるべき金額がより現実的になり行動しやすくなります。
裏を返すと、行動しやすい目標さえ設定できれば、目的とゴール地点をはっきりさせなくても貯金は可能です。
実際、私は600万円の貯金に成功しましたが、最初から600万円貯めるつもりで貯金を始めたわけではありません。
最初の目標は数年前に大騒ぎした「老後2,000万円問題」に感化されて「老後を生きるのに苦労しないだけのお金が欲しい」でした。
今思うと目標ではなくてただの夢でしたね。
当時、すでにやっていた給与天引きによる積み立てのおかげで万が一への備えはできていたので、新たに「余剰資金の貯金&積立NISA」を始めました。お金の管理ルールは以下の通り。
- 積立NISA用の銀行口座を開設
- 財布に入れておく現金は3万円まで。お小遣い帳を付けて日々のお金の動きを管理
- 月初に所持金を確認。3万円を超えた分は口座へ入金
- 口座に入れたお金は緊急時以外引き出さない
この方法を3年続けていますが、口座からお金を引き出したのは冷蔵庫を買い替えたとき1回だけです
毎月の貯金額が一定でないなど、やや貯金の基本から外れてはいますが、自分なりに無理のない方法を続けた結果が600万円という貯金額につながっています。
ですから、大きな目標がなくても、無理のない金額で毎月コツコツ貯めれば、知らぬ間に大きな額が貯まります。
目標がなくても無理なく貯金ができてしまう、夢のような方法はこちらの記事でご紹介しています。興味がある方はあわせてご覧ください。
https://moneysoudan.com/how-to-saving/3.無理な目標を立てない
うーん…毎月3万円弱も貯金するのはちょっとキツイかも…
目標を立ててみたものの、今の収支バランスでは目標を達成するのが難しい、となったら無理のない目標に設定し直しましょう。
貯金で無理は禁物です。ストレスと挫折の原因になるからです。
とはいえ、無理のない範囲で貯金は始めましょう。行動を起こさないと何も変わらないからです。
例えば、毎月1万円なら貯金できそうな場合は、ひとまず毎月1万円を目標に貯金を始めます。その上で収入を増やす、支出を見直すなどして毎月の貯金額を3万円に近づける努力をしましょう。
ハードルを下げてでも、まずは始めることが大事なんだね。
貯金そのものを始めなかったら永久に目標は達成できません。
今まで貯金ができなかったのなら、少額でもいいので「貯金をした」結果を作りましょう。
結果が出れば「自分にもできる」と自信が持て、さらなる行動の源になります。
まとめ|小さな目標の積み重ねで大きな貯金を達成しよう!
貯金を成功させたいならまず小さな目標を用意しましょう。
小さな目標は大きな目標を細分化させて用意する、少し頑張れば手が届きそうな目標を用意する、どちらでもOKです。
そして、用意した目標をしっかり達成し、繰り返しコツコツ積み重ねましょう。そうすれば将来、気づかないうちに大きな目標も達成しているはずです。
最後に日米の野球界に名を残したレジェンド、イチローさんの名言をご紹介します。
小さいことを積み重ねる事が、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。
イチロー
大金を一度に貯めることは私たち一般人にはほぼ不可能です。少しずつ、自分でできる範囲でコツコツと積み重ね続けて、経済的にゆとりある生活を目指しましょう。